【式場向け】結婚式場探しサイトを比較|掲載先の選び方と費用の考え方がわかる
目次
複数の結婚式場探しサイトに掲載を続けるなかで、
「どのサイトが来館や成約に効いているのか説明できない」
「掲載料に見合う効果が出ているのか判断できない」
「新しいサイトに掲載を広げるべきか迷っている」
このようなお悩みを持っていませんか?
結婚式場探しサイトは、サイトごとに集まるカップルの層と費用の発生の仕方が違うため、自館の強みと数字で比べると掲載先を選びやすくなります。
本記事では、主要サイトの違いを式場目線で比較し、掲載先を選ぶ基準と掲載後の運用のコツまで解説します。
読み終えるころには、次の契約更新で残すサイトと見直すサイトを自館の数字で判断できるようになります。
この記事でわかること
- 結婚式場探しサイトの役割と3つのタイプ
- ゼクシィ・ハナユメ・口コミ型・トキハナの違い
- 式場が掲載するサイトを選ぶ4つの基準
- 掲載後に来館予約を増やす運用のコツ
- 式場探しサイトに頼りすぎない集客の作り方
- 掲載料や相談カウンターに関するよくある質問
結婚式場探しサイトとは?式場から見た役割

掲載先を見直す前に、まず結婚式場探しサイトがカップルの会場選びのどこで使われ、式場にとってどんな役割を持つのかを押さえておきましょう。
この章では、式場から見た結婚式場探しサイトの役割を次の3つの観点から整理します。
- カップルの6割が会場検討に結婚情報サイトを使う
- 結婚式場探しサイトは3つのタイプに分かれる
- カップルが無料で使える理由は式場側の負担
サイトの仕組みを先に理解しておくと、次章で各サイトを比べるときに、掲載料の差がどこから生まれているのかも読み取りやすくなります。
カップルの6割が会場検討に結婚情報サイトを使う
結婚式場探しサイトは、いまもカップルが会場を探すときの最も大きな入口です。
候補の式場を一覧で比べられる場所としてサイトを使う人が多いためです。
リクルート ブライダル総研が首都圏で披露宴を実施したゼクシィ読者・ネット会員394人に郵送で聞いた調査では、会場検討に結婚情報サイトを使った人は62.9%で、結婚情報誌の49.5%やSNSの27.2%を上回りました。
掲載をやめれば候補に入る機会が減るため、サイトは「使うか」ではなく「どれをどう使うか」で考えましょう。
▲出典
リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏」
カップルの情報源が年ごとにどう移ってきたかは、下記の記事で調査結果の読み方とあわせて整理しています。合わせてご覧ください。
▼関連記事
【式場向け】ゼクシィ結婚トレンド調査の最新結果は?数字を集客に生かす読み方
結婚式場探しサイトは3つのタイプに分かれる
結婚式場探しサイトは、情報掲載型・口コミ型・相談マッチング型の3つに分けると違いが整理しやすくなります。
カップルが式場を選ぶ基準がタイプごとに違い、式場が力を入れるべき点も変わるからです。
| タイプ | 主なサイト | カップルの使い方 | 式場が力を入れる点 |
|---|---|---|---|
| 情報掲載型 | ゼクシィ・ハナユメ・マイナビウエディング | 写真・プラン・特典で候補を集める | 写真とフェア情報 |
| 口コミ型 | みんなのウェディング・ウエディングパーク | 評判と費用明細で絞り込む | 口コミへの返信と接客 |
| 相談マッチング型 | トキハナ・各社の相談カウンター | 担当者に条件を伝えて紹介を受ける | 条件の正確な共有 |
まず自館がどのタイプで比べられたいのかを決めると、掲載先の候補を絞り込めます。
カップルが無料で使える理由は式場側の負担
結婚式場探しサイトや相談カウンターがカップルに無料なのは、運営費を式場などの掲載側が負担しているためです。
カップル向けの特典や割引も、この費用を元手にした集客の仕組みです。
ゼクシィ公式は、相談カウンターの仕組みを「保険の相談窓口や転職エージェントなどと同じ」ビジネスモデルだと説明し、カップルの仲介手数料は0円と明記しています。
式場から見ると、特典が手厚いほど自館の負担で集客していることになるため、費用に見合う来館が取れているかを確かめましょう。
▲出典
ゼクシィ「ゼクシィ相談カウンターは本当に無料?仲介手数料で高くなる?気になる費用の実態を解説」
ゼクシィがどこで収益を上げ、掲載料がどう決まるのかは、下記の記事で一次資料から読み解いています。ぜひ、参考にしてみてください。
▼関連記事
【式場向け】ゼクシィのビジネスモデルとは?稼ぐ仕組みと掲載の判断基準
主要な結婚式場探しサイトを式場目線で比較

サイトのタイプが分かったところで、式場が掲載を検討することの多い主要サイトを、式場の立場から比べていきます。
ここでは次の4つを取り上げます。
- ゼクシィは掲載料型で検討初期の露出を担う
- ハナユメは割引と特典で費用重視の層を集める
- 口コミ型サイトは評判と費用明細で比べられる
- トキハナは成果報酬型で条件の合う層を送客する
| サイト | 式場の費用 | 集まりやすい層 |
|---|---|---|
| ゼクシィ | 掲載料型 | 検討初期の幅広い層 |
| ハナユメ | 要見積もり | 費用を抑えたい層 |
| 口コミ型サイト | 要見積もり | 評判と費用を比べたい層 |
| トキハナ | 成果報酬型 | 条件が固まった層 |
料金表は非公開のことが多いため、費用欄は公開情報で確認できた範囲にとどめています。
ゼクシィは掲載料型で検討初期の露出を担う
ゼクシィは、検討を始めたばかりのカップルに自館を知ってもらう入口として位置づけると使い方がぶれません。
雑誌・Web・相談カウンターを持ち、結婚が決まった直後の幅広い層が最初に情報を集める場所になっているためです。
リクルートホールディングスは決算短信で、ゼクシィを含む販促領域の課金体系を「主にマッチングプラットフォームへの広告掲載課金」と説明しています。
来館や成約の有無にかかわらず掲載料が発生するため、ゼクシィは露出の土台として残しつつ、掲載枠の大きさは来館数に見合っているかで毎回見直しましょう。
▲出典
株式会社リクルートホールディングス「2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」
ハナユメは割引と特典で費用重視の層を集める
ハナユメは、費用を抑えて結婚式を挙げたいカップルに届けたい式場と相性のよいサイトです。
サイト全体が割引と特典を前面に出した作りになっており、価格を軸に会場を比べる層が集まりやすいためです。
実際にハナユメのトップページでは、「ハナユメが選ばれる理由」の最初に「特典や割引でとってもおトク」を掲げ、直前割引の特集も設けています。
価格の打ち出しが強い場では割引前提で比べられやすいため、掲載する場合は割引プランと通常プランの差をどこまで出せるかを先に決めておきましょう。
▲出典
ハナユメ「結婚式場探しは【ハナユメ】口コミ・割引満載の結婚式場情報サイト」
口コミ型サイトは評判と費用明細で比べられる
みんなのウェディングやウエディングパークのような口コミ型サイトでは、式場は実際に挙げたカップルの声と費用で比べられます。
式場が自ら書く紹介文よりも、投稿された口コミと見積もりの実額のほうがカップルの判断材料になりやすいためです。
ウエディングパークは投稿された費用明細をもとに、100人以上の結婚式の最終金額平均を550.8万円と公開しています。
みんなのウェディングも、ゲスト1人あたりの費用別に式場を探せる入口を用意しています。
このタイプに掲載するなら、口コミ対応と見積もりの透明性を整えることが、写真を増やすより先の優先事項になります。
▲出典
ウエディングパーク「結婚式の費用・見積もりのヒント」
みんなのウェディング
トキハナは成果報酬型で条件の合う層を送客する
トキハナは、来館前にカップルの条件を絞り込んでから式場を紹介する相談マッチング型のサービスです。
担当者がカップルの希望を聞いたうえで式場を提案するため、式場側は条件の合わないカップルの来館を減らしやすくなります。
運営する株式会社リクシィは資金調達時の発表で、式場にとって「成果報酬型の報酬体系でリスクもない」と説明しており、発表時点で式場414会場が参画していました。
掲載料型と違い、成約しなければ費用が出にくい仕組みのため、ほかのサイトで来館単価が高止まりしている式場ほど、比較候補に入れる価値があります。
▲出典
株式会社リクシィ「式場選びのパーソナルサポート『トキハナ』を運営するリクシィ、シリーズAで総額約1.9億円の資金調達実施」
式場が掲載するサイトを選ぶ4つの基準

各サイトの違いを押さえたら、次は自館にとってどのサイトに予算を寄せるべきかを決める段階です。
この章では、掲載先を選ぶときに確認したい基準を4つに分けて解説します。
- 自館の強みとサイトに集まる層が合っているか
- 掲載料型か成果報酬型かで費用の出方が変わる
- 自館エリアでの掲載会場数と並び方を確かめる
- 来館単価と成約単価で比べられる状態にする
4つの基準を順に当てはめていくと、契約更新のたびに感覚で決めていた掲載先を、社内で説明できる根拠つきで選べるようになります。
自館の強みとサイトに集まる層が合っているか
掲載先を選ぶ最初の基準は、自館の強みと、そのサイトに集まるカップルの関心が重なっているかです。
強みと関心がずれたサイトに掲載すると、来館はあっても成約に結びつかず、接客の手間だけが増えるためです。
たとえば料理や演出の自由度で選ばれている式場が、割引を前面に出したサイトで価格だけを比べられると、自館の良さを伝える前に候補から外れることがあります。
逆に、価格の手ごろさが強みなら、割引の打ち出しが強いサイトほど来館につながりやすくなります。
まず自館が選ばれている理由を成約者の声から3つほど書き出し、それが伝わるサイトかどうかで候補を絞りましょう。
掲載料型か成果報酬型かで費用の出方が変わる
掲載先を比べるときは、費用が「掲載したとき」に出るのか「成果が出たとき」に出るのかを必ず確認しましょう。
同じ予算でも、来館が少ない月のリスクと多い月の負担が大きく変わるためです。
| 項目 | 掲載料型 | 成果報酬型 |
|---|---|---|
| 費用が出るタイミング | 掲載期間に応じて発生 | 成約など成果が出たとき |
| 来館が少ない月 | 費用は変わらず割高になる | 費用が出にくい |
| 来館が多い月 | 1組あたりの費用が下がる | 成果に比例して増える |
| 向いている式場 | 露出を広く取りたい式場 | 来館単価が高止まりしている式場 |
来館数が安定しているなら掲載料型、季節の波が大きいなら成果報酬型を組み合わせるなど、費用の出方を分散させると予算が読みやすくなります。
自館エリアでの掲載会場数と並び方を確かめる
同じサイトでも、自館のエリアに何会場が掲載され、検索結果でどの位置に並ぶかで効果は大きく変わります。
カップルは希望エリアで検索して上から順に見ていくため、掲載会場が多いエリアで下位に並ぶと、見られる前に比較が終わってしまうからです。
株式会社TAIANが挙式済み・式場成約済みの計800組に行った調査では、見学した式場が3会場以内の層が約8割で、最初に来館した式場で約半数が成約していました。
候補の数会場に入れなければ掲載の意味が薄れるため、契約前にカップルと同じ条件で自館エリアを検索し、何番目に表示されるかを確かめてから枠を決めましょう。
▲出典
株式会社TAIAN「結婚式場の成約プロセスに関するアンケート調査結果」
来館単価と成約単価で比べられる状態にする
サイト同士は、来館単価(来館1組あたりの費用)と成約単価(成約1組あたりの費用)で比べましょう。
掲載料の金額だけでは、そのサイトから来館と成約がどれだけ生まれたかが分からず、高いか安いかを判断できないためです。
| 指標 | 計算式 | 分かること |
|---|---|---|
| 来館単価 | 掲載費用 ÷ 来館組数 | 来館を集める効率 |
| 成約単価 | 掲載費用 ÷ 成約組数 | 売上につながった効率 |
来館単価が安くても成約率が低ければ、成約単価では割高になります。
契約更新の前に2つの数字をサイトごとに並べ、成約単価が高いサイトから見直しましょう。
広告費の決め方や、成約から予算の上限を逆算する方法は、次の記事で媒体ごとに比べながら解説しています。ぜひ合わせてこちらもご覧ください。
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【式場向け】ブライダル広告の種類と選び方|来館予約につながる媒体と費用の考え方
掲載後に来館予約を増やす運用のコツ

掲載先を選ぶ基準を押さえたら、次は掲載後の成果を左右する、掲載ページの手入れに目を向けましょう。
この章では、掲載後に来館予約を増やすための運用のコツを4つ紹介します。
- 写真は雰囲気が伝わるものを先頭に置く
- フェア情報と特典は検討時期に合わせて更新する
- 口コミには式場として返信し改善につなげる
- 来館経路を記録して媒体ごとに比べる
同じ掲載枠でも運用次第で来館数が変わるため、掲載料を見直す前に、まずこの4点が整っているかを確認してみてください。
写真は雰囲気が伝わるものを先頭に置く
掲載ページの写真は、会場の雰囲気が一目で伝わるものを先頭に置きましょう。
カップルは一覧の写真を見比べて来館先を絞るため、最初の数枚で候補に残れるかが決まるからです。
前述のTAIANの調査では、来館の決め手で最も多かったのは「雰囲気のわかる写真」の34.6%で、「アクセス」の8.3%や「総額の費用」の7.9%を大きく上回りました。
空の会場写真よりも、挙式や披露宴でゲストが過ごす様子が分かる写真を先頭にするだけでも、ページの印象は変わります。
▲出典
株式会社TAIAN「結婚式場の成約プロセスに関するアンケート調査結果」
カップルが最終的に式場を決める理由と、それを成約率に結びつける方法は、別の記事でデータをもとに整理しました。こちらもぜひチェックしてみてください。
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【式場向け】結婚式場の決め手は料理と雰囲気|データで見る成約率の上げ方
フェア情報と特典は検討時期に合わせて更新する
ブライダルフェアの日程と来館特典は、カップルが式場を探し始める時期に合わせて更新しましょう。
古いフェア情報が残ったページは、動きのない式場に見えて予約の候補から外れやすいためです。
たとえば見学が増える時期の前にフェアの日程を数か月先まで埋めておくと、早めに動くカップルの予約を取りこぼしにくくなります。
特典も、来館だけで終わる内容より成約時の特典と組み合わせると、来館後の判断まで後押しできます。
ページの鮮度は、フェア日程が先まで入っているかで確かめましょう。
特典目当ての来館を成約まで結びつける特典の決め方は、下記の記事で設計の手順ごとに紹介しています。気になる方はのぞいてみてください。
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【式場向け】ブライダルフェア特典の決め方|特典目当ての来館を成約につなげる設計
口コミには式場として返信し改善につなげる
口コミ型サイトに掲載しているなら、投稿された口コミには式場として丁寧に返信することを運用に組み込みましょう。
カップルは口コミの内容だけでなく、指摘に式場がどう向き合っているかも見て、安心して任せられるかを判断すると考えられるためです。
たとえば「打ち合わせで追加費用の説明が足りなかった」という口コミには、謝意と事実の説明に加え、見積もりの渡し方をどう改めたかまで書くと、これから検討するカップルへの説明にもなります。
返信で終わらせず、同じ指摘が続く点は接客や見積もりの改善項目として社内で共有し、口コミを運用改善の材料として使いましょう。
来館経路を記録して媒体ごとに比べる
掲載の効果を正しく比べるには、来館したカップルがどのサイトから来たのかを必ず記録しましょう。
経路が分からないまま掲載を続けると、来館単価や成約単価をサイトごとに出せず、前章の基準で掲載先を見直せないためです。
記録の方法は、予約受付時の流入元の自動取得と、来館時のアンケートを組み合わせるのが確実です。
アンケートでは「最初に当館を知ったサイト」と「予約したサイト」を分けて聞くと、露出に効いたサイトと予約の決め手になったサイトを見分けられます。
月に一度はサイト別の来館数と成約数を一覧にし、契約更新の判断材料として残しておきましょう。
式場探しサイトに頼りすぎない集客の作り方

ここまでは式場探しサイトの選び方と運用を見てきましたが、サイトだけに集客を任せると、掲載料が上がったときに打つ手がなくなります。
この章では、サイトと並行して整えておきたい集客の作り方を2つ紹介します。
- 公式サイトとSNSから直接予約を受ける導線を作る
- 公式LINEで来館後の検討をつなぎとめる
サイト経由の来館を減らすためではなく、サイトで自館を知ったカップルを取りこぼさないための手立てとして読み進めてみてください。
公式サイトとSNSから直接予約を受ける導線を作る
公式サイトとSNSからフェアを直接予約できる導線も整えておきましょう。
サイトで自館を知ったあと、公式サイトやSNSで雰囲気を確かめるカップルもいるため、そこで予約できなければサイトへ戻ってしまうからです。
前述のリクルート ブライダル総研の調査では、会場検討に会場の公式ホームページを使った人は39.1%、SNSを使った人は27.2%でした。
公式サイトとInstagramのプロフィールにフェア予約の入口を置き、直接予約の件数を毎月数えると、サイトへの依存度を数字で把握できます。
▲出典
リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏」
サイト以外の集客手段は、以下の記事でSNSやWebを中心に12通り比べています。一度目を通してみてください。
▼関連記事
ブライダル集客の方法12選|来館・成約を増やすSNS・Web戦略を解説
公式LINEで来館後の検討をつなぎとめる
来館したカップルとは、公式LINEでつながり、検討中の連絡を受けられる状態を作っておきましょう。
複数の式場を見比べる途中で疑問が出たとき、気軽に聞ける窓口があると自館を思い出してもらいやすくなるためです。
たとえば見学の最後に友だち追加をお願いし、当日の見積もりや会場写真をLINEで送っておくと、カップルが家で比べるときの材料として手元に残ります。
サイト経由で来館したカップルとも直接やり取りできる関係を作っておくと、成約までの接点を自館で持てるようになります。
公式LINEの作り方と、新郎新婦への案内の手順は、こちらの記事で順を追って説明しています。あわせて読んでみてください。
▼関連記事
【式場向け】結婚式の公式LINEとは?作り方と新郎新婦への案内手順がわかる
結婚式場探しサイトに関するよくある質問

ここまで、サイトの選び方から掲載後の運用、サイト以外の集客までを見てきました。
最後に、式場の担当者が掲載先を見直すときによく迷う点を、質問と回答の形でまとめます。
取り上げる質問は次の3つです。
- 掲載料の相場は公開されている?
- 複数のサイトに掲載したほうがよい?
- 相談カウンター経由の成約は費用が高くなる?
いずれも営業担当との商談前に整理しておくと、見積もりの比較や交渉が進めやすくなり、社内で掲載先の見直しを説明する材料にもなるので、気になるものから確認してみてください。
掲載料の相場は公開されている?
主要な結婚式場探しサイトの掲載料は、一般に公開されていないことが多く、営業担当から見積もりを取って確認するのが基本です。
エリアや掲載枠の大きさ、掲載位置、契約期間によって金額が変わるため、一律の料金表を出しにくい事情があります。
ネット上で見かける掲載料の金額は、時期や条件が書かれていないものも多く、そのまま自館に当てはめると判断を誤りやすくなります。
見積もりを取るときは、金額と一緒に「想定される来館数」と「同エリアの掲載会場数」も聞いておくと、来館単価で比べる準備が整います。
複数のサイトに掲載したほうがよい?
複数のサイトへの掲載は、サイトごとの来館単価と成約単価を出せる状態であれば効果的です。
サイトごとに集まる層が違うため、組み合わせると幅広いカップルに届く一方で、経路を記録していないと効果のないサイトにも費用を払い続けることになるためです。
たとえば露出を担うサイト1つと、価格重視の層や条件の固まった層に届くサイトを1つずつ組み合わせ、半年ごとに成約単価で入れ替えを判断する進め方があります。
最初から多くのサイトに広げるより、記録が取れる範囲で2〜3サイトから始め、数字で効果を確かめながら増やしていきましょう。
相談カウンター経由の成約は費用が高くなる?
相談カウンター経由の成約にかかる費用は、サイトや契約によって異なるため、ほかの経路の成約単価と並べて比べるのが確実です。
カウンターはカップルには無料でも、紹介の費用は式場側が負担する仕組みのため、1組あたりの費用はサイト掲載と別に計算する必要があるからです。
前述のとおり、ゼクシィ公式もカウンターの仕組みを保険の相談窓口や転職エージェントと同じモデルだと説明しています。
カウンター経由のカップルは条件が整理されたうえで来館することが多いため、費用の高さだけでなく成約率もあわせて見て、成約単価で他の経路と比べましょう。
▲出典
ゼクシィ「ゼクシィ相談カウンターは本当に無料?仲介手数料で高くなる?気になる費用の実態を解説」
まとめ

結婚式場探しサイトは、カップルの6割が会場検討に使う大きな入口であり、掲載をやめるかどうかよりも、どのサイトにどう予算を配るかが成果を分けます。
最後に、本記事のポイントを振り返ります。
- サイトは情報掲載型・口コミ型・相談マッチング型の3タイプに分かれる
- 掲載料型と成果報酬型では、費用が出るタイミングとリスクが違う
- 掲載先は自館の強み、エリアでの並び方、来館単価と成約単価で選ぶ
- 掲載後は写真・フェア情報・口コミ返信・来館経路の記録で成果を伸ばす
- 公式サイト・SNS・公式LINEで、サイトに頼りすぎない集客も並行して育てる
次の契約更新までに、サイトごとの来館数と成約数を記録し、成約単価で比べられる状態を作るところから始めてみてください。


