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【2026年最新】結婚式を挙げる割合は約6割|式場が狙う層がデータでわかる

目次
  1. この記事でわかること
  2. 結婚式を挙げる割合は約6割!最新調査で見る実態
  3. 結婚式を挙げない割合と「ナシ婚」の中身
  4. 検索データに表れるカップルの本音
  5. 結婚式を挙げる割合から式場が読み取るべきこと
  6. ナシ婚層・迷い層に届けるSNS発信のポイント
  7. 結婚式を挙げる割合に関するよくある質問
  8. まとめ

「結婚式離れ」という言葉を耳にする機会が増え、
「結婚式を挙げるカップルは実際に何割いるのか知りたい」
「来館数の伸び悩みが市場全体の流れなのか判断できない」
「ナシ婚や少人数婚の層をどう集客すればいいか分からない」

このようなお悩みを持っていませんか?

最新の調査では、結婚式を挙げる割合は約6割で、ここ数年はほぼ横ばいです。
一方で、写真だけを残すカップルや少人数婚を選ぶカップルも一定数おり、式場にとっては取り込み方次第で伸ばせる層になっています。
本記事では、割合の推移や定義による違い、挙げない理由、検索データに表れる本音、式場が打つべきSNS施策までを整理しました。

この記事でわかること

  • 結婚式を挙げる割合と推移、20代の傾向
  • 調査によって割合が違う理由
  • 結婚式を挙げない「ナシ婚」の中身と理由
  • 検索データに表れるカップルの本音
  • 結婚式を挙げる割合から式場が読み取るべきこと
  • ナシ婚層・迷い層に届けるSNS発信のポイント

結婚式を挙げる割合は約6割!最新調査で見る実態

結婚式を挙げる割合は約6割!最新調査で見る実態

リードで触れた「結婚式離れ」が実際にどの程度なのか、まずは結婚式を挙げる割合を数字で確認していきましょう。
「結婚式離れ」という言葉だけが先行しがちですが、調査データを並べると印象とは異なる実態が見えてきます。

この章では、結婚式を挙げる割合を次の4つの視点で解説します。

  • マイナビ調査での結婚式実施率
  • ここ3年の推移
  • 20代の傾向
  • 調査によって割合が違う理由

とくに4つ目は、社内資料で数字を引用する前に押さえておきたいポイントです。
自社の来館データと比べる基準として読み進めてみてください。

マイナビ調査では結婚式実施率が59.4%

最新のマイナビウエディングの調査では、結婚したカップルのうち結婚式を挙げた・挙げる予定の人の割合は59.4%でした。
この数字を基準にしやすいのは、全国規模で毎年同じ設問を使って測っているためです。

調査は直近1年間に結婚した20〜49歳の男女1,038名へのインターネット調査で、内訳は「実施済」が42.9%、「挙げる予定」が16.5%です。
「挙げていない・挙げる予定はない」は24.6%にとどまり、およそ5組に3組は何らかの結婚式を選んでいます。
結婚式を挙げる人の割合は、いまも過半数を保っていると捉えるのが実態に近いでしょう。

▲出典

マイナビウエディング「2026年 結婚・結婚式の実態調査」

結婚式を挙げる割合の推移はここ3年ほぼ横ばい

結婚式を挙げる割合は、ここ3年ほど大きく下がっておらず、ほぼ横ばいで推移しています。
コロナ禍で落ち込んだ時期のイメージが残りやすいものの、同じ調査を年ごとに並べると変化はわずかだからです。

マイナビ調査結婚式実施率挙げていない・予定なし
2年前の調査58.2%21.7%
前年の調査59.1%26.3%
最新の調査59.4%24.6%

実施率は3回の調査で1ポイント程度しか動いておらず、挙げない層も前年より減りました。
「結婚式を挙げない割合が年々増えている」と説明するより、横ばいで推移していると伝えるほうが社内の議論も正確になります。

▲出典

マイナビウエディング「2025年 結婚・結婚式の実態調査」

20代では結婚式を挙げない割合が増えている

年代別に見ると、20代では結婚式を挙げない割合が高まる動きが出ています。
全体の実施率が横ばいでも、若い層の選択が変わり始めていれば、数年後の来館数に影響するためです。

マイナビウエディングの前年調査では、20代で「挙げていない・挙げる予定はない」と答えた人が26.0%となり、前の年から5.6ポイント増えました。
ただしリクルートの調査では、挙式の実施率は24歳以下が54.1%で最も高く、40歳以上の38.5%を上回っています。
20代の中でも挙げる層と挙げない層に分かれつつあるため、年代で一括りにせず動向を追っていきましょう。

▲出典

マイナビウエディング「2025年 結婚・結婚式の実態調査」
リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

調査によって割合が違うのは「結婚式」の定義が違うから

結婚式を挙げる割合は、調査によって4割台から7割台まで大きく変わります。
挙式だけを数えるのか、披露宴や食事会、写真撮影まで含めるのかが調査ごとに異なるからです。

調査・指標割合数えている範囲
マイナビ 結婚式実施率59.4%結婚式(予定含む)
リクルート イベント実施率73.5%挙式・披露宴・食事会・写真のいずれか
リクルート 挙式実施率48.9%挙式
リクルート 披露宴実施率43.1%披露宴・パーティー

リクルートの数値は、直近1年間に結婚した全国20〜49歳の男女821人へのネット調査です。
割合を社内資料で引用するときは、数えた範囲を必ず併記しましょう。

▲出典

リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

結婚式を挙げない割合と「ナシ婚」の中身

結婚式を挙げない割合と「ナシ婚」の中身

前の章で結婚式を挙げる割合が約6割とわかったところで、次は挙げない側の中身を見ていきます。
「ナシ婚」とひとくくりにされがちですが、実際には何もしない層と、写真や食事会だけを選ぶ層に分かれています。

この章では、次の3つを解説します。

  • 何もしないカップルは約4組に1組
  • 写真だけ残すカップルが16.3%いる
  • 結婚式を挙げない理由の最多は「他のことにお金をかけたい」

2つ目の層は、式場にとって取り込みの余地が大きい層です。
挙げない理由とあわせて見ると、アプローチの糸口がつかめるはずです。

何もしないカップルは約4組に1組

結婚式に関わるイベントを何もしないカップルは、全体の約4組に1組にとどまります。
「結婚式を挙げない割合」には写真撮影だけを選んだ層も含まれるため、完全なナシ婚に絞ると数字は小さくなるからです。

リクルートの調査では、挙式・披露宴・食事会・写真撮影のいずれも実施していない人は26.5%でした。
マイナビの最新調査でも「挙げていない・挙げる予定はない」は24.6%で、2つの調査はおおむね同じ水準を示しています。
何もしない層は4分の1前後と見積もり、残りの層をどう取り込むかに目を向けるのが現実的です。

▲出典

リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

写真だけ残すカップルが16.3%いる

結婚式は挙げなくても、写真撮影だけは実施するカップルが一定数います。
挙式や披露宴の費用や準備の負担は避けたい一方で、結婚の記念は形に残したいと考える人がいるためです。

リクルートの調査で実施したイベントの組み合わせを見ると、写真撮影のみの人は16.3%で、挙式のみ(0.9%)や食事会のみ(2.2%)を大きく上回りました。
マイナビの前年調査でも「フォト婚のみ」が14.6%を占めています。
写真だけを選んだ層は結婚の記念を求めている層であり、会食や挙式を後から提案できる相手だと捉えましょう。

▲出典

リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」
マイナビウエディング「2025年 結婚・結婚式の実態調査」

結婚式を挙げない理由の最多は「他のことにお金をかけたい」

結婚式を挙げない理由として最も多いのは、費用を別の用途に回したいという考えです。
結婚式そのものを否定しているのではなく、限られた予算のなかで優先順位が下がっているためです。

マイナビウエディングの前年調査では、結婚式を挙げない理由の1位が「他のことにお金をかけたかった」で43.0%でした。
同じ調査で結婚の記念旅行に行った人は75.2%と前年から11.8ポイント増えており、お金をかける先が旅行などに移っている様子がうかがえます。
費用対効果の見える提案ができれば、挙げない理由の一部は解消できる余地があると考えられます。

▲出典

マイナビウエディング「2025年 結婚・結婚式の実態調査」

検索データに表れるカップルの本音

検索データに表れるカップルの本音

ここまでは調査データから結婚式を挙げる割合を見てきましたが、カップルの本音は検索行動にも表れます。
当社が「結婚式を挙げる割合」の関連キーワードを調べたところ、後悔や不安に関する語句が上位に並びました。

この章では、次の3つの検索データを取り上げます。

  • 「親族のみ 後悔」の検索
  • 「やらなきゃよかった」の検索
  • 「盛り上がらない」の検索

いずれも、式場のプランや発信で先回りして答えられる不安です。
接客トークやSNS投稿のネタとして活用してみてください。

「親族のみ 後悔」が月1,300回検索されている

少人数婚を検討するカップルは、決める前に「後悔しないか」を強く気にしています。
当社のキーワード調査では「結婚式 親族のみ 後悔」の月間検索数が1,300回で、「結婚式を挙げる割合」の1,600回に迫る規模だったためです。

同じ調査では「結婚式 親族と親しい友人のみ」も月480回検索されており、親族だけにするか友人も呼ぶかで迷う様子が読み取れます。
人数を絞ると決めたあとも、呼ぶ範囲の線引きに悩んでいるカップルは少なくありません。
少人数プランを案内するときは、招待範囲の決め方まで一緒に示すと、後悔への不安を和らげられます。

「やらなきゃよかった」の背景には費用の上昇がある

「結婚式 やらなきゃよかった」は月880回検索されており、挙げた後に負担を感じる人も一定数います。
結婚式の費用が上がるなかで、支払った金額に見合う満足を得られなかったと感じる人が出やすいためです。

マイナビウエディングの最新調査では、結婚式の総額費用が平均326.1万円と過去最高を更新しました。
リクルートの調査でも、挙式と披露宴を両方行った人の自己負担額は平均158.9万円です。
何にいくらかかるのかを契約前に示しておくことが、挙げた後の後悔を減らす近道になります。

▲出典

マイナビウエディング「2026年 結婚・結婚式の実態調査」
リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

少人数婚は「盛り上がらない」不安とセットで検討される

少人数の結婚式を考えるカップルは、「親族だけだと盛り上がらないのでは」という不安を抱えています。
当社の調査では「結婚式 親族のみ 盛り上がらない」が月880回、「結婚式 親族のみ20人 費用」が月320回検索されており、人数と雰囲気を同時に気にしているからです。

一方で、マイナビの最新調査では披露宴の招待人数が平均60.4人となり、前年の56.2人から増えました。
少人数婚が広がる一方で、ある程度の人数を招く結婚式も根強く選ばれています。
少人数でも会話が生まれる進行や席次の実例を見せると、盛り上がらない不安には答えやすくなるでしょう。

▲出典

マイナビウエディング「2026年 結婚・結婚式の実態調査」

結婚式を挙げる割合から式場が読み取るべきこと

結婚式を挙げる割合から式場が読み取るべきこと

検索データに表れた本音を踏まえ、ここからは式場側がデータから何を読み取るべきかを整理します。
結婚式を挙げる割合そのものよりも、その内訳の変化に集客のヒントがあります。

この章で解説するのは、次の4つです。

  • 婚姻件数と結婚式の単価の動き
  • 写真だけ・食事会だけの層の取り込み
  • 自分たちらしさを求める層への見せ方
  • 会場探しでのSNSの比重

いずれも、競合する式場との差をつけやすいポイントです。
自社のプランや発信と照らし合わせながら確認してください。

婚姻件数は2年連続で増え、単価は過去最高

結婚式市場は「縮む一方」ではなく、件数の下げ止まりと単価の上昇が同時に起きています。
結婚式を挙げる割合が横ばいのまま婚姻件数が増えれば、結婚式の総数もそれに合わせて増えるためです。

厚生労働省の人口動態統計(概数)では、最新の婚姻件数は48万9,119組で、前年から4,027組増え2年連続の増加となりました。
さらに結婚式の総額費用は平均326.1万円と過去最高で、1組あたりの単価も上がっています。
来館数の伸び悩みは市場の縮小だけでは説明しきれないため、まず自社の集客経路を見直すところから始めましょう。

▲出典

厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
マイナビウエディング「2026年 結婚・結婚式の実態調査」

写真だけ・食事会だけの層を取りこぼさない

式場が伸ばしやすいのは、結婚式は挙げないものの写真や食事会は実施している層です。
結婚の記念を形にしたいという意思はすでにあるため、ゼロから結婚式を勧めるより提案が届きやすいからです。

リクルートの調査では、写真撮影のみが16.3%、食事会と写真撮影の組み合わせが3.1%、食事会のみが2.2%でした。
当社がSNS発信を設計する際は、フォトプランや会食プランを「結婚式の簡易版」ではなく独立した商品として見せることを基本にしています。
挙式や披露宴の予約だけを追わず、写真と会食の入口を用意しておくことが取りこぼしを防ぐ鍵です。

▲出典

リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

「自分たちらしさ」を求める層に合わせてプランを見せる

これからの集客では、定番の進行をまとめたパッケージより、自由に組み立てられる余地を見せることが大切です。
結婚式の内容は自分たちで決めたいと考えるカップルが多数派になっているからです。

リクルートの調査では、「定番やしきたりにとらわれず、自分たちの価値観に合った自由なやり方をすればよい」に「そう思う」と答えた人が計74.5%でした。
演出でも、家族とのファミリーミートや親からのジャケットセレモニーなど、家族や新郎に焦点を当てたものが挙がっています。
プラン紹介では選べる演出や組み合わせの自由度を具体的に示し、カップルが自分たちの形を思い描けるようにしましょう。

▲出典

リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

会場探しの情報源としてSNSの比重が増している

会場を探すカップルに見つけてもらうには、結婚情報サイトに加えてSNSでの発信が欠かせなくなっています。
会場を検討するときの情報源として、SNSを使う人がこの数年で大きく増えたためです。

リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査」首都圏版では、会場検討時にSNSを利用した人が27.2%で、6年前の12.8%から倍以上になりました。
対象は『ゼクシィ』読者・会員で首都圏で披露宴などを実施した394人です。
結婚情報サイトだけに頼らず、SNSでも会場の雰囲気を伝え続けることが比較の土俵に上がる条件になります。

▲出典

リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏」

式場など9社のInstagram発信の特徴は、別記事で分析しています。合わせてご覧ください。

▼関連記事

【必見】ブライダル業界のインスタ運用事例9選を徹底解説!

ナシ婚層・迷い層に届けるSNS発信のポイント

ナシ婚層・迷い層に届けるSNS発信のポイント

式場が読み取るべきポイントを押さえたら、次は実際にどう発信するかを考えていきましょう。
結婚式を挙げるか迷っている層は、式場の公式サイトを見る前にSNSで情報を集めている場合もあります。

ここでは、SNS発信で押さえたい3つのポイントを紹介します。

  • 費用の内訳と自己負担額を先に見せる
  • 少人数でも盛り上がった実例を投稿する
  • フォトウェディングから会食・挙式へつなぐ導線を作る

どれも、前の章で見たカップルの不安に直接答える内容です。
自社のアカウントで取り入れられるものから試してみてください。

費用の内訳と自己負担額を先に見せる

迷っている層に向けた発信では、費用の総額だけでなく内訳と自己負担額をセットで見せましょう。
挙げない理由の最多が「他のことにお金をかけたかった」である以上、費用の見通しが立たないことが大きな壁になっているためです。

例えば、ご祝儀を差し引いた実際の負担額や、30人・60人など人数別のモデル見積もりを投稿すると、カップルは自分たちの場合を想像しやすくなります。
リクルートの調査では、挙式と披露宴を行った人の総額は平均298.6万円、自己負担額は平均158.9万円で、この差を示すだけでも印象は変わるはずです。
費用の不安を先回りして解消できれば、来館前の比較段階で候補から外されにくくなります。

▲出典

リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

少人数でも盛り上がった実例を投稿する

少人数婚を考えている層には、実際に少人数で行った結婚式の様子を見せるのが効果的です。
「親族のみだと盛り上がらない」という不安は、言葉で否定するより写真や動画で見せたほうが伝わりやすいからです。

例えば、20人前後の会食で新郎新婦がテーブルを回る場面や、両家の家族が一緒に写る集合写真は、少人数ならではの距離の近さが伝わります。
当社がSNS発信を設計する際も、演出の説明文より当日の空気が伝わる写真や短尺動画を優先することを基本にしています。
少人数の良さを具体的な場面で見せ、盛り上がらない不安に先回りして答えていきましょう。

フォトウェディングから会食・挙式へつなぐ導線を作る

写真だけを選ぶ層に向けては、フォトウェディングを入口にして会食や挙式へつなぐ導線を用意しておきましょう。
写真撮影は結婚式よりも心理的・金銭的なハードルが低く、最初の接点を作りやすいからです。

例えば、フォトプランの投稿に「撮影後に家族と会食もできます」と一文を添えたり、撮影と会食を組み合わせたプランをハイライトにまとめたりする方法があります。
写真撮影のみの層が16.3%いることを考えると、この入口を持たない式場は大きな層を見逃しているかもしれません。
小さな入口から次の選択肢を見せる設計こそが、迷い層を来館につなげるポイントです。

結婚式を挙げる割合に関するよくある質問

結婚式を挙げる割合に関するよくある質問

ここまでSNS発信のポイントを見てきましたが、最後に、結婚式を挙げる割合を調べる人がよく一緒に検索している疑問に答えます。
カップルから接客の場で聞かれることもあるため、式場担当者として答え方を用意しておくと安心です。

ここでは、次の2つの質問を取り上げます。

  • 結婚式を挙げない夫婦は離婚率が高いのか
  • 結婚式をしないのは親不孝なのか

どちらも根拠の乏しい情報が出回りやすいテーマです。
データで言えることと言えないことを分けて確認していきましょう。

結婚式を挙げない夫婦は離婚率が高いのか

結婚式を挙げたかどうかで離婚率を比べた公的な統計は、当社が調べた範囲では見当たりません。
厚生労働省の人口動態統計は婚姻や離婚の件数を集計していますが、結婚式の実施有無は調査項目に含まれていないためです。

当社のキーワード調査では「結婚式 挙げない 離婚率」が月170回、「結婚式 離婚率 嘘」が月90回検索されており、関心の高さと同時に真偽を疑う人も多いことがわかります。
ネット上には「挙げない夫婦は離婚しやすい」といった説もありますが、裏付けとなる統計は確認できていません。
接客で聞かれた場合は、根拠のある統計はないと正直に伝えるのが誠実な対応です。

結婚式をしないのは親不孝なのか

結婚式をしないことが親不孝かどうかは一概に言えず、親子で希望をすり合わせられているかが大切です。
親世代には結婚式を当たり前と考えてきた人もおり、子の選択と親の期待にずれが生じやすいためです。

当社のキーワード調査では「結婚式 挙げない 親不孝」が月90回検索されており、親の反応を気にして迷うカップルがいることがうかがえます。
リクルートの調査でも、家族とのファミリーミートや親からのジャケットセレモニーなど、家族に関わる演出が選ばれています。
式場としては、親への感謝を伝える少人数の会食や家族写真など、親の希望にも応えられる選択肢を示すとよいでしょう。

▲出典

リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」

まとめ

まとめ

結婚式を挙げる割合は、マイナビウエディングの最新調査で59.4%と約6割で、ここ3年はほぼ横ばいです。
一方で、何もしないカップルは約4組に1組にとどまり、写真撮影だけを選ぶカップルが16.3%いるなど、ナシ婚の中身は一様ではありません。

式場が押さえておきたいポイントは次のとおりです。

  • 割合は定義で変わるため、引用時は数えた範囲を併記する
  • 婚姻件数は2年連続で増え、結婚式の単価は過去最高
  • 写真だけ・食事会だけの層を入口商品で取り込む
  • 費用の内訳と少人数の実例をSNSで先回りして見せる

結婚式を挙げる割合という数字だけで市場を判断せず、取りこぼしている層がどこにいるかを見極めることが大切です。
自社の発信を見直し、迷っているカップルが比較の段階で候補に残る状態を作っていきましょう。

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