本文へスキップ
資料請求はこちら
集客・マーケ

【式場向け】結婚式場見学は何件?平均2.6件のデータで考える成約の取り方

目次
  1. この記事でわかること
  2. 結婚式場見学は何件が平均?カップルの比較件数をデータで確認
  3. カップルが見学件数を絞る理由と迷うポイント
  4. 何件目の来館かで変える式場の接客
  5. 少ない見学件数で選ばれるための集客の打ち手
  6. 結婚式場見学の件数に関するよくある質問
  7. まとめ

結婚式場で集客や営業を担当し、
「カップルが何件の式場を比べているのか分からない」
「2件目や3件目として来館したカップルが成約しにくい」
「見学に来ても他社に流れる理由がつかめない」

このようなお悩みを持っていませんか?

カップルが見学する結婚式場は平均2.4〜2.6件で、最初の1件で決める組も3割前後います。
本記事では、見学件数のデータ、カップルが件数を絞る理由、何件目の来館かで変える接客、少ない比較で選ばれるための集客の打ち手を順に解説します。
比較の候補に入り、限られた来館を成約につなげるために、接客と発信のどこを見直せばよいかが分かります。

この記事でわかること

  • 結婚式場見学の平均件数と件数別の割合
  • カップルが見学件数を絞る理由と迷うポイント
  • 何件目の来館かで変える式場の接客
  • 少ない見学件数で選ばれるための集客の打ち手
  • 見学件数に関して式場から挙がりやすい疑問

結婚式場見学は何件が平均?カップルの比較件数をデータで確認

結婚式場見学は何件が平均?カップルの比較件数をデータで確認

冒頭で触れた「何件比べられているのか分からない」状態を抜け出すために、まずはカップルの見学件数を数字で押さえておきましょう。
見学件数が分かると、自社に来たカップルが比較のどの段階にいるのかを推測しやすくなります。

この章では、次の3つを解説します。

  • 見学件数の平均は2.4〜2.6件
  • 見学1件で決めるカップルも3割前後いる
  • 4件以上見学するカップルは2割に満たない

調査元が違っても、多くのカップルが3件以内で式場を決めている傾向は共通しています。
比較の母数が小さいという前提を、自社の接客や発信を考える土台にしてください。

見学件数の平均は2.4〜2.6件

カップルが結婚式場を決めるまでの見学件数は、平均2.4〜2.6件です。
リクルート ブライダル総研の調査で平均2.6か所、みんなのウェディングの調査で平均2.41件と、2つの調査がほぼ同水準のためです。

カップルが比べている式場は、自社を含めて2〜3件程度と考えられます。
来館アンケートや失注理由から、比較相手を特定しておきましょう。

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 首都圏 報告書

出典:式場見学は何件行く?先輩カップル796人のデータでみる後悔しない決め方

調査の対象条件や数字の読み方は、下記の記事で式場目線に置き換えて整理しています。集客計画に使う前に合わせてご覧ください。

▼関連記事

【式場向け】ゼクシィ結婚トレンド調査の最新結果は?数字を集客に生かす読み方

見学1件で決めるカップルも3割前後いる

最初に見学した1件で式場を決めるカップルは、3割前後にのぼります。
見学した会場が1か所だった人は、リクルート ブライダル総研の調査で28.6%、みんなのウェディングの調査で36.2%を占めるためです。

株式会社TAIANの調査でも、最初に来館した式場で約半数が成約しています。
1件目のカップルは比較の練習台ではなく、その日に決める可能性のある見込み客です。
初回で見積もりと空き日程まで伝え切りましょう。

出典:株式会社TAIAN(有効回答800)

株式会社TAIAN「結婚式場の成約プロセスに関するアンケート調査結果」

カップルが最終的に何を決め手にしているかは、別記事で調査データをもとに掘り下げました。初回来館の組み立てを考えるときに、ぜひ参考にしてみてください。

▼関連記事

【式場向け】結婚式場の決め手は料理と雰囲気|データで見る成約率の上げ方

4件以上見学するカップルは2割に満たない

4件以上の式場を見学するカップルは17.3%で、少数派です。
みんなのウェディングの調査では1〜3件で全体の82.7%を占め、株式会社TAIANの調査でも見学した式場が3会場以内の層が約8割となっているためです。

一方、当社の調べでは「ブライダルフェア 行きまくる」が月260回検索されており、多く回りたい層も一定数います。
多く回る層は他社の見積もりを手に来館するため、違いを短時間で示せるかが問われます。
少ない比較で決める大多数を基本に据えつつ、多く回る層向けに比較しやすい資料も用意しておきましょう。

出典:式場見学は何件行く?先輩カップル796人のデータでみる後悔しない決め方

カップルが見学件数を絞る理由と迷うポイント

カップルが見学件数を絞る理由と迷うポイント

前章で見た「平均2〜3件」という数字の背景には、カップル側の事情があります。
件数を絞る理由や、見学のたびに迷うポイントを知っておくと、接客で先回りできる場面が増えます。

この章では、次の3つを解説します。

  • 1日に回れる見学は2件までが目安
  • 何件目の見学かを伝えるか迷っている
  • 見学しすぎると決められなくなる

いずれもカップル向けの記事で繰り返し取り上げられているテーマで、来館するカップルの多くが目にしている情報です。
カップルがどんな前提で来館しているかを知る材料として読み進めてください。

1日に回れる見学は2件までが目安

カップルが1日に回れる式場見学は、2件までが現実的な上限です。
ブライダルフェアは試食や模擬挙式を含めて1件あたり3時間ほどかかり、移動を挟むと3件目に入る余力が残りにくいためです。

見学の形式所要時間の目安
ブライダルフェア約3時間
相談会・見学のみ約1時間

みんなのウェディングも、1日2件までを無理のないラインとして紹介しています。
同じ日の2件目として来館したカップルは疲れている前提で迎え、説明を短く区切りましょう。
比較用の資料は、持ち帰れる形で渡すほうが判断に使ってもらえます。

出典:式場見学は何件行く?先輩カップル796人のデータでみる後悔しない決め方

何件目の見学かを伝えるか迷っている

カップルの多くは、来館時に「何件目の見学か」を正直に伝えるべきか迷っています。
当社の調べでは「ブライダルフェア1件目 ばれる」が月390回、「式場 見学 一 軒目 嘘」が月40回検索されており、件数で扱いが変わることを気にしているためです。

みんなのウェディングの相談コミュニティには、2件目と3件目の会場で件数を記入したところ「他と比べてうちはどうですか?」「仮予約しといた方がいいですよ」と迫られ、戸惑ったという投稿があります。
件数で接客が変われば、カップルは件数を伏せたくなります。
何件目でも同じ姿勢で迎えることが、正直な申告を引き出す前提です。

出典:何件目の見学か伝えますか?(ふんぎー!さん)|結婚式場選びの相談

見学しすぎると決められなくなる

見学件数が増えすぎると、カップルは式場を決められなくなります。
会場ごとに見積もりの条件や特典が違うため、件数が増えるほど比べる軸がばらばらになり、どこが自分たちに合うのかを判断しにくくなるためです。

カップル向けメディアのハナユメでも、8件見学したカップルが「見学しすぎて選べなくなった」と振り返る体験談が紹介されています。
比べ疲れたカップルは、最後に見た会場や特典の大きい会場に流れやすくなると考えられます。
迷っている様子が見えたら、優先順位を一緒に書き出す時間を取り、判断の軸を整える手助けをしましょう。

出典:ハナユメ(カップル向け記事内の体験談)

ブライダルフェアに行きまくるのはアリ?1日の上限件数と効率的な回り方

何件目の来館かで変える式場の接客

何件目の来館かで変える式場の接客

前章でカップルが件数を絞る事情が見えたところで、次は式場側の接客に話を移します。
同じフェアでも、何件目の来館かによってカップルが求めている情報は変わります。

この章では、次の4つを解説します。

  • 1件目の来館には比べるための軸を渡す
  • 2〜3件目の来館は他社との比較を前提に話す
  • 本命として最後に来るカップルには決める材料をそろえる
  • 仮予約は迫らずに選択肢として示す

来館アンケートの「何件目」の欄は、接客を組み立てるための情報です。
営業の強さを変える材料にしないことを意識しながら読み進めてください。

1件目の来館には比べるための軸を渡す

1件目として来館したカップルには、契約を迫るより式場の比べ方を教える接客が向いています。
初めての見学では料金の相場も見るべき点も分からず、判断材料がないまま契約を勧められると警戒されるためです。

前述の相談コミュニティでは、1件目の会場で「これから行く他の会場とゆっくり比べてみて下さいね」と言われ、とても親切だったという声が寄せられています。
回答にも「全て初めてと答えてもOK」という意見があり、件数の申告に慎重なカップルが多い傾向が読み取れます。
見積もりの見方やチェック項目を渡し、他社を回るときの物差しを自社で作ってもらいましょう。

2〜3件目の来館は他社との比較を前提に話す

2〜3件目のカップルには、他社と比べられている前提で違いを具体的に示す接客が効果的です。
すでに他社の見積もりや特典を持っており、「他と何が違うのか」を知りたいと考えているためです。

同じ相談コミュニティには、3件目と伝えて他会場の特典に迷っていると話したら、通常は付けないオプションを提示されたという投稿もあります。
ただ、特典の上乗せだけで応じると価格の比べ合いから抜け出せません。
見積もりの条件をそろえて比べ直し、料理や雰囲気など価格以外の違いを示しましょう。

比較中のカップルへの声のかけ方は、下記の記事で場面別の例文を紹介しています。しつこい印象を避けたい方はこちらもぜひチェックしてみてください。

▼関連記事

【例文つき】ブライダル営業トークを場面別に紹介|しつこいと思われず成約する話し方

本命として最後に来るカップルには決める材料をそろえる

最後に来館するカップルには、その場で判断できる材料をすべてそろえて迎えましょう。
カップル向けの記事の多くが「本命の会場は最後に見学する」と勧めており、最後の来館は比較を終えて決める準備ができた状態であることが多いためです。

最後の来館で求められやすい材料は、次の4つです。

  • 希望日の空き状況
  • ゲスト数と演出を反映した総額の見積もり
  • 持ち込みの可否と持ち込み料
  • キャンセル料の条件

この4点がその日に出そろわないと、カップルは持ち帰って再検討することになります。
本命として選ばれた1回の来館で決め切れるよう、事前の予約時に希望日とゲスト数を聞いておきましょう。

仮予約は迫らずに選択肢として示す

仮予約は、契約を急がせる手段ではなく、比較の時間を確保する選択肢として案内しましょう。
強く勧められたカップルは「がつがつ来られた」と戸惑っており、「ブライダルフェア 即決 しない」が月50回検索されるほど即決への警戒が強いためです。

リクルート ブライダル総研の調査では、仮予約をした会場は1か所が56.1%、0か所が25.7%でした。
半数以上が仮予約を1か所に絞っており、案内自体は自然な流れといえます。
期限と取り消しの条件を先に伝え、「比べ終わるまで日程を押さえておけます」と提案しましょう。

出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 首都圏 報告書

少ない見学件数で選ばれるための集客の打ち手

少ない見学件数で選ばれるための集客の打ち手

前章のように接客を見直しても、そもそも見学候補の2〜3件に入らなければ来館は生まれません。
最後に、比較の候補に選ばれるための来館前の打ち手を整理します。

この章では、次の4つを解説します。

  • 見送られる理由の上位は来館前に伝えられる
  • 来館前に雰囲気の伝わる写真と総額の目安を見せる
  • 1件目特典は比較を妨げない形で出す
  • 見学後のフォローはメールから始める

見学件数が少ないほど、来館前にどれだけ判断材料を渡せたかが候補入りを左右します。
自社の公式サイトやSNSの発信と照らし合わせながら読み進めてください。

見送られる理由の上位は来館前に伝えられる

カップルが見学した会場を見送る理由の上位は、来館前の発信で伝えられる内容です。
見送り理由の1位は雰囲気、2位は費用・見積もりで、どちらも写真や料金の目安があれば事前に判断できる項目のためです。

会場を見送った理由割合
会場の雰囲気が好みと違った31.8%
費用・見積もりが合わなかった29.6%
スタッフの対応22.0%

雰囲気や費用が合わないカップルが来館しても、見送られる来館が1件増えるだけです。
合わないカップルは来館前に離れ、合うカップルだけが来る状態を作れば、成約率は上がりやすくなると考えられます。

出典:式場見学は何件行く?先輩カップル796人のデータでみる後悔しない決め方

来館前に雰囲気の伝わる写真と総額の目安を見せる

来館予約を増やすには、雰囲気の伝わる写真と総額の目安を来館前に見せましょう。
株式会社TAIANの調査で、来館の決め手として最も多かったのが「雰囲気のわかる写真」で34.6%、「総額の費用」も7.9%挙がっているためです。

Instagramなら、披露宴や装花の写真を、ゲスト数ごとの費用例と合わせて発信する方法があります。
写真で雰囲気を、費用例で予算感を伝え、見送り理由の上位2つに来館前から答えましょう。

出典:株式会社TAIAN「結婚式場の成約プロセスに関するアンケート調査結果」

SNSや公式サイトを含めた集客チャネルの全体像は、別記事で12の方法に分けて解説しました。発信の優先順位を決める際に、ぜひ合わせてこちらもご覧ください。

▼関連記事

ブライダル集客の方法12選|来館・成約を増やすSNS・Web戦略を解説

1件目特典は比較を妨げない形で出す

1件目特典を用意する場合は、カップルの比較を妨げない条件で設計しましょう。
「ブライダルフェア1件目 ばれる」の検索が多いように、1件目特典は申告をごまかしたい気持ちを生みやすく、条件が厳しいほど不信感につながるためです。

当日成約を条件にすると、比べたいカップルは特典と比較の二択を迫られます。
来館者全員への来館特典と、検討期間内の成約で付く成約特典に分ければ、件数を問わず公平に案内できます。
特典は件数の申告を確かめる仕組みではなく、来館のきっかけとして機能させましょう。

特典の種類ごとの役割や、景品表示法で確認しておきたい点は、こちらの記事でまとめています。気になる方はのぞいてみてください。

▼関連記事

【式場向け】ブライダルフェア特典の決め方|特典目当ての来館を成約につなげる設計

見学後のフォローはメールから始める

見学後に検討中のカップルへ連絡するときは、最初の接触をメールにするのが無難です。
株式会社TAIANの調査で、式場からの初回接触として最も抵抗感が少なかった手段がメールで、抵抗を感じた人は7%にとどまったためです。

同じ調査では、LINEは最も抵抗感が高い手段という結果でした。
カップルは2〜3件を並べて比べている最中のため、連絡の圧が強いと候補から外される原因になりかねません。
見学のお礼と見積もりの補足をメールで送り、返信を待ってから電話やLINEへ広げましょう。

出典:株式会社TAIAN「結婚式場の営業手法に関するアンケート調査結果」

結婚式場見学の件数に関するよくある質問

結婚式場見学の件数に関するよくある質問

ここまで、見学件数のデータから接客と集客の打ち手までを見てきました。
最後に、見学件数について式場の担当者から挙がりやすい疑問を2つ取り上げます。

  • 来館アンケートで何件目かを聞くべきですか?
  • 同じカップルが2回目の見学に来たらどう対応しますか?

どちらも、カップル向けの記事では答えが見つからない式場側の悩みです。
来館アンケートの設問や再来館時の案内は、担当者ごとに対応がばらつきやすい部分でもあります。
自社の運用をそろえるきっかけとして、チーム内で共有しながら読んでみてください。

来館アンケートで何件目かを聞くべきですか?

何件目かは、説明の深さを合わせる目的に限って聞くのがおすすめです。
件数が分かれば接客を調整できますが、件数で特典や営業の強さを変えると、カップルが正直に答えなくなるためです。

相談コミュニティには「全て初めてと答えてもOK」「あえて1件目と答えて、初心者への説明の丁寧さを確かめる」という声もあり、申告どおりとは限りません。
「ほかに見学した式場はありますか」と比較の状況を聞く設問にすると、件数より答えやすくなると考えられます。
件数を確かめることより、比較の状況に合った説明をすることを目的に設問を見直しましょう。

同じカップルが2回目の見学に来たらどう対応しますか?

2回目の来館は、成約の直前段階として、1回目とは違う内容を用意して迎えましょう。
すでに会場の雰囲気は見ているため、2回目に来る理由は見積もりの再確認や、試食・日程など決める前の最終確認であることが多いためです。

1回目の来館記録を見返し、前回出た質問や迷っていた点への答えを準備しておくと話が前に進みます。
たとえば、ゲスト数や演出を変えた見積もりを用意したり、前回体験していない試食や挙式会場の案内を組んだりする方法があります。
1回目の繰り返しにせず、決めるために残った疑問を解消する場として設計しましょう。

まとめ

まとめ

結婚式場見学の件数は平均2.4〜2.6件で、最初の1件で決めるカップルも3割前後います。
4件以上回るカップルは2割に満たず、多くのカップルは少ない比較で式場を決めています。

カップルは1日に2件までしか回れず、何件目かを伝えるかにも迷っています。
1件目には比べ方を、2〜3件目には他社との違いを、最後の来館には決める材料を渡すなど、来館の段階に合わせて接客を変えましょう。

来館前は雰囲気の伝わる写真と総額の目安を発信し、見送り理由の上位を事前に解消しておくことが、少ない見学件数で選ばれる近道です。
見学後のフォローはメールから始め、比較中のカップルに圧をかけない連絡を心がけてください。

集客・採用の課題を無料で相談する